「第2回 寄付を体験してみよう!」開催

令和5年10月21日(土)に、市民交流センター「えんぱーく」5階のイベントホールで、中・高・大学生向け「寄付を体験してみよう!」が開催されました。
これは、社会課題や地域問題について学び、寄付を通して社会的な活動を応援することの楽しさを知ってもらう講座です。
若者が主体的に関わって社会に関心を持ってもらう機会を創ることを目的に、企画されました。

参加者は、高校生4名、中学生3名の合計7名でした。
市民活動団体に活動内容をプレゼンテーションしてもらい、参加者がグループで話し合って、1人手持ち1万円ずつの寄付先と寄付金額を決めます。
この寄付金は、信州ファンドレイジングチームが近隣の企業からいただいた寄付を元にしています。

参加した市民活動団体は、「起立性調節障害 松本親の会」、「まめまめの会」、「うつリカバリーエンジン」の3団体です。 

◇起立性調節障害 松本親の会
 起立性調節障害・思春期の体調不良の子どもの保護者によるピアサポートグループ。
 講演会やおしゃべり会など開催しています。

◇まめまめの会
 障がいのある子どもたちの会。
 障がいのある子も「地域の一員」として幸せに暮らしていけるまちを目指し、
 情報交換会や誰でも参加できるイベントを開催しています。

◇うつリカバリーエンジン
 うつ病を患う方のリカバリーを応援するための任意団体。
 ほぼ毎月1回ミーティングを開催しています。

講座は、
○NPO法人とは?
○参加者グループ分け 
○団体のプレゼンテーション
○グループワーク
 ・参加者と団体の交流
 ・寄付先の選定 
○投票・結果発表
○贈呈式
と進んでいきました。

参加の中高生たちが、市民活動団体が訴える社会課題に真摯に取り組み、自分の考えを積極的に発言している様子に、感服するとともに頼もしさを感じました。
市民活動団体の方々は、「参加者たちの『こんな風にしたら』という提案がとても参考になった」、「今日の参加者たちに知ってもらえば、自分たちの状況がもっと世間に広がっていくような気がする」と手ごたえを感じている様子でした。

参加した中高生たちは社会問題や地域課題を考えることで成長し、市民活動団体の皆さんは寄付金だけでなく、寄付金以上の応援を中高生からもらえたと思います。
この講座に参加した全員にとって、とても意義のある講座になったと思います。

集合写真
参加者の皆さん
NPOとは?
NPOとは?
プレゼンテーション
市民活動団体プレゼンテーション
市民活動団体との交流
参加者と市民活動団体との交流
寄付先の選定
寄付先の選定
寄付の発表
寄付の発表
寄付の贈呈
寄付の贈呈

◎最終寄付分配額(各団体の参加費含む)
・起立性調節障害 松本親の会 39,000円
・まめまめの会 34,000円
・うつリカバリーエンジン 27,000円
合計10万円

◎主催:塩尻市
◎企画・運営:信州ファンドレイジングチーム

◎寄付体験者
長野県中信地域の中学生・高校生7人

◎参加団体(寄付対象団体)
・起立性調節障害 松本親の会
・まめまめの会
・うつリカバリーエンジン

◎寄付金提供:信州1%プロジェクト参加企業
寄付合計金額=10万円